辛(ツラ)かった話
ブルベは長距離ゆえに経験した事ない苦しい経験をします。 自分はそんなに一生懸命⁈スポーツをした事無いので、新鮮な気持ちで苦しんだ経験談を記します。 ”とっくに経験してるよ!”という方はスルーして下さい。
ツラ① (胃腸障害)
100km位だと最初、脚とか腰とかお尻とかの痛みで苦しむ事と思いますが、割と早く慣れてきてライドを楽しめる様になります。
しかし、走る距離がだんだん伸びていくと200kmを超えるありから別のダメージに苦しみます。 胃腸の具合が悪くなるのです。
『運動誘発性胃腸症候群』
調べてみるとちゃんと名がありました。
症状としては、吐き気にゲップ、腹痛や下痢などで、折角の絶景も地元の旨い物も台無しになるものです(涙)。
以下に参考となった情報元を記します。
一般社団法人日本スポーツ栄養協会
公式情報サイト「スポーツ栄養Web」
自分は長く走って疲労が溜まると食欲が無くなり、さらに吐き気で食べ物が喉を通らなくなります。 当然、ハンガーノックになって力が出せずスピードダウンです。
この状況を避ける為にどうするか。
いろいろ対策をやってみましたが、これが良かった!と言えるまでに至ってません。
まだまだ試行錯誤ですが、これまでの体験をお伝えします。 個人差もあるので参考程度に読んでください。
#整腸薬で整える
参加を決めた一ヶ月前から整腸剤を飲み始めて、胃腸の調子を出来るだけ良好にするようにしました。
飲んでいたのは大正製薬の”ビオフェルミンSプラス錠”。 他の人がやっていたのをネットで見て真似してみました。
事前に予防できるならこれほど良い事はないと飛び付きましたが、残念ながら効果は無しでした。 普段の生活は調子良かったので期待したのですが・・・。
#コーヒーを控える
コーヒー大好きで結構飲んでますが、カフェイン断ちが胃腸の調子を良くするとの事で試してみました。
これ、結構しんどかったです。 好きな物を我慢するのって一番辛いですね。
一ヶ月程コーヒー断ちをしてみて、確かに胃腸の調子が良かった気がしますが、本番で有効だったか?と言えばそんな事は無いです。(涙)
ただ、終った後に飲んだコーヒーは、最高に美味かった事を覚えています。
#補給をとにかくマメにとる
ローディの方は普段も補給食をとっていると思いますが、一定の時間でよりキチンと補給を摂るようにして走りました。
時間、距離をチェックしながら、最初からきちんとです。
なんだそんな事か!と言われそうですが、意識していないと忘れがちです。そして、一番これが体調を維持出来た感じです。
自分の考えですが、胃腸が元気なうちに栄養を吸収させて、後半のエネルギー切れが低減されたと思っています。
具体的には1時間毎150〜200kcalを補給するようにすると良いみたいです。
利用しやすいコンビニでこのカロリーの食べ物といえば、
おにぎり、手巻き寿司、粗挽きフランク、中華まん、カステラ、プリン、シュークリーム、コーラ、カロリーメイト(2本)、ゼリー飲料、薄皮つぶあんぱん(1個)、ようかん(60g)などなど。
その他、油の多い物や冷たい物はなるべく避けるなど、自分の体と相談しながらキチンと補給して下さい。
→その肆 に続く